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年末に、割箸のことを考える

プラスチック割箸をご存知でしょうか。

割箸の代わりになると宣伝されているもので、
なんでも、中国政府が割箸の輸出を中止するかもしれないという話があり、
割箸を使う外食産業としても注目しているようです。
2008年に入り、大手外食チェーン店で、
ぞくぞくとプラスチック割箸導入の動きが進み、
ニュースなどでも取り上げられました。

プラスチック割箸の特長はどんなものなのでしょうか。

まずは、使い捨てて焼却でのCO2の排出は最小限、
ポリスチレン樹脂なので、
焼却しても炭酸ガスと水に変わって、
塩素を含んでいないので理論的にはダイオキシンを発生さないそうです。

また、プラスチックのリサイクルが可能です。
使い回しがききますから何度も使えます。

しかし、プラスチック割箸は、何をかくそう石油から作られる石油製品。
したがって、いくら焼却してもリサイクルしたとしても
化石燃料を使用している状況は変わらないように思えます。

中国産の割箸が今後、
中国の森林資源が枯渇するなどして値上がりするとしても、
プラスチック割箸の導入には疑問が残ります。

日本では昔くから、割箸は間伐材(かんばつざい)で作られていました。
間伐材とは、樹を太陽の陽に充分に当てて育てるために、
樹が密集している場所で間引をきして出る木材のことで、
建築用や割箸などに幅広く用いられていました。

現在、国内で使用されている割箸の約9割が中国からの輸入に頼っている状況で、
その製造に使用する木材は間伐材ではなく、
全ての樹を切り進んでいく皆伐(かいばつ)です。

国内の林業は安価で大量に輸入される外国の材木に押され
衰退の一途を辿っているため、
間伐材による割箸の供給が充分にできない状況にありますが、
国土の7割を森林が占めている我が国の林業が復活すれば、
回避の方法も見つかるのではないでしょうか。

それに、割箸も決して使用後は焼却するだけではありません。
紙の原料として再利用できます。

そもそもなぜ割箸の利用が環境を破壊し、
割箸に代わる化石燃料の導入が進んでいるのか考えなければなりません。

ここにおける問題は、割箸を使用していることではなく、
中国で皆伐(かいばつ)による
“森林伐採”までして作られている割箸を使用し、
使用後の割箸のリサイクルにまったく関心がないことではないかと思います。

人件費や経費が安く済むという理由から、
国内にある豊富な資源を守る力を衰退させ、
使うべき資源を無駄にしてしまっている現状をなんとか改善できないものでしょうか。
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